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在学生・新入学生の皆さんへ(第2信)


学長より、在学生・新入学生の皆さんへむけて(第2信)


学長 越光照文

  在学生・新入学生の皆さん、お元気でしょうか。皆さんもすでにご承知のように、去る5月4日、日本国政府によって、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」が、5月31日まで延長されるという決定がなされました。予想されていたこととは言え、新型コロナウィルスとの闘いは、長期戦を覚悟しなければならない状況下にあるようです。本学では、すでに4月30日付の「学生のみなさんへ」の連絡をもって、5月11日からの教育課程ガイダンス並びに5月18日からの前期授業の開始は変更しないこと、また前期の授業期間を9月14日まで延長する旨のお知らせをしましたが、既定方針通り、本学は本日(5月11日)より教育課程ガイダンス、来週の月曜日(5月18日)からは前期授業を出発させる決断をしました。しかし「緊急事態宣言」が解除されるまでは、当面の間、教育課程ガイダンスを含め遠隔授業(オンライン授業)で行わざるを得ないことを、どうかご理解頂きたいと思います。
 ですが、本学の教育(音楽専攻・演劇専攻の授業方法・内容)にとって、対面型授業(面接授業)が必須であることは言うまでもありません。本学はそのことを十二分に認識し、遠隔授業(オンライン授業)のみでは、その質を担保できない音楽専攻の演習科目、演劇専攻の実技科目に関しては、「緊急事態宣言」の解除が条件とはなりますが、夏期休暇をなくし、8月・9月に集中して実施する予定です。本学は、なるべく早い時期に、レッスン室や実技教室を使った対面型授業が実施できることを、また、早くに本学の各種施設を学生諸君が利用できることを願って止みませんが、「宣言」が解除されるまでは、それが叶わないのが現状であることを、重ねてご理解頂き、学生諸君にはもう少しの間の忍耐をお願いしたい、と思います。

 また最近の各種マスコミの報道では、その経済的理由により「退学」を考えざるを得ない学生が20パーセントを超えている、というデータがあります。本学の学生諸君においても、経済的苦況にある学生が存在することが十分に予想されます。本学はすでに、遠隔授業(オンライン授業)の環境を整える一助として、学生諸君一律に56,000円の支給を決めていますが、その支給がなるべく早く、学生諸君の一人ひとりの手元に届くよう、努力をしているところです。なお、この給付金は必ずしも、その使用目的を限定するものではないことも、合わせてご承知おきください。
 そして、もし本学の学生諸君の中で、その経済的理由により「退学」を考えざるを得ない学生がいる場合は、独りで悩まずに、どうか本学の専任教職員に先ずは相談して欲しいこと、どうか早まった判断は控えて欲しいことを、ここに強く訴えたいと思います。本学ではすでに授業料の納入については、延納期限の延長を含めて、柔軟に対応することを確認しています。また、支給対象者に限りがあるとは言え、音楽・演劇の両専攻には給付型の奨学会制度を有しております。その他、高等教育負担軽減措置の申請や各種奨学金の有効な利用等々、可能な限りの方法・対策を本学の教職員と伴に考えながら、その学びの継続を模索して欲しい、と切に願います。

 加えて、戦後最大の国家的危機、或いは100年に一度と言われるこの未曾有の緊急事態に際して、日本政府においても、その経済的理由による就学困難な学生に対して、何らかの資金支援政策が打ち出されることを信じ、強く期待したいと思います。この国の将来を担う学生諸君を支える政治なくして、文字通り日本の未来はない、と思います。もちろん、経済的苦況に陥っているのは学生のみならず、この国のさまざまな業界・業種で働く人々に及んでいることも確かです。そういった人々をどう支え、どう救うのか、今こそこの国の政治の力が試されている時はないように思われます。私たちはこの国の指導者が、この未曾有の事態に際して何を発言し、何をおこなうかをしっかりと注視し、見定めなければならない、と思います。

 それにしても、この新型ウィルス感染症との闘いでは、医療従事者を始めとして様々な人々が、様々な現場の「最前線」で、この困難に向き合い、社会維持のために働いておられます。私たちは、そうした人々に心から感謝し、いま私たち一人ひとりにできることを、自らに問い、そのことを誠実に実行することこそが求められていると、私は考えます。

 最後に、本学演劇専攻において非常勤講師として長らく教鞭をとられた志賀廣太郎先生が去る4月20日に、同じく非常勤講師で狂言師の善竹富太郎先生が4月30日に逝去されました。私としても誠に残念無念でなりません。生前の両先生による本学への多大なるご貢献に心から感謝すると伴に、謹んで両先生のご冥福をお祈りしたいと思います。


桐朋学園芸術短期大学
学長 越光 照文

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