桐朋学園芸術短期大学 GUIDE 2023
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幅広い教養と実践力を身につけた舞台芸術のプロになるToho Gakuen College of Drama and Music 11芸術科演劇専攻ストレートプレイコース2年佐藤優吏さんYuuri Sato神奈川県私立鶴見大学附属高等学校 出身演劇論演劇史に名を残す戯曲を読み、ディスカッション。作品を通して当時の人々と社会についても考えます。ワークショップ外部の先生による7日間の集中ワークショップでは、役の心情まで表現し、即興で演技をつくりました。試演会プロのスタッフに支えられての大舞台。3ヵ月間の稽古の成果を全員で出し切り、大きな達成感を得ました。演劇と向き合う日々舞台は一人ではつくれないだからこそ全方位から学ぶ子どもの頃から劇団で活動してきましたが、桐朋に入学して、大学での学びは今までのものとは別物だと痛感。演技、芝居の背景、フィジカル、スタッフワークなどそれぞれを深く学ぶことができ、全方向に視野が広がりました。特に試演会などの舞台では、演者以外のスタッフの力もあって、舞台上でのかけ合いの空気感が醸成されます。まさにすべての人の力によってつくり上げている緊張感と充足感のある時間です。今後は専攻科に進み、役の心情や性格までも表現できる芝居を追求したいと考えています。

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