桐朋学園芸術短期大学 GUIDE 2023
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Toho Gakuen College of Drama and Music 33芸術科音楽専攻声楽専修1年久保田千晴さん芸術科音楽専攻管弦専修(管楽器)2年大川勇太さんChiharu Kubota埼玉県立大宮光陵高等学校 出身Yuta Ohkawa慶應義塾大学 出身TOPICS1.金管楽器  の導入これまでは木管五重奏ができる編成の楽器のみの募集でしたが、2015年度より、トランペット・トロンボーン・テューバの専修を新たに導入し、それに伴い金管アンサンブルの授業(桐朋学園大学との合同授業「ウインド・オーケストラ」)も行っています。音楽と向き合う1日和声やS.H.M、主科実技などの専門的なクラシックの学びに加え、演劇専攻の実技科目のダンスなどを受講し、さまざまなアプローチで音楽性やパフォーマンスの向上を目指しています。実際、演劇専攻の学生や社会人の方々からは良い刺激を受けています。あるとき主科のレッスン中、声が変わったと思える瞬間がありました。理想の声に近づいていることを実感し、舞台人になる覚悟が確かなものになりました。大学卒業後、一度はSEの職に就いたものの、音楽への気持ちを捨てきれず、一大決心をして桐朋へ入学。現在は、その会社の契約社員として柔軟にSEの仕事を続けながら、本学に通っています。いちアマチュアとして演奏していたときに比べ、本格的にオーボエの演奏と向き合うなかで、技術力とアンサンブル力が大きく向上したと感じています。作編曲の能力も磨きながら音楽を仕事にできるようになることが目標です。1日のスケジュール1日のスケジュールその他コメント・雰囲気がアットホームで、学びやすい・一人ひとりの個性を大事にしてくれる校風が良い・演劇専攻との交流が盛んで、一緒に公演ができる・海外研修で、本場の音楽に触れることができる授業「S.H.M.」8:40昼食12:008:2010:20登校授業「クラシックバレエ」主科実技レッスン先生のピアノ生伴奏で受けられる貴重なバレエレッスンです。授業「イタリア語Ⅳ」昼食&移動9:0012:0014:1014:2016:00勤務登校授業「管楽アンサンブルBⅡ」午前中が仕事の日は、ちょっと照れますがスーツ姿で登校します。授業「合唱」主科の自主練13:3012:3014:2016:00ジャズダンスの自主練先生と1対1のレッスン。発声練習から歌曲やアリアまで。授業「オーケストラ・スタディ」20:3022:00主科実技レッスン17:3018:3019:00夕食帰宅リードは生もの。その日のコンディションで数本を使い分けます。27.9%20.9%18.5%15.5%5.9%11.3%帰宅17:30課題・リードづくりなど音楽専攻Music Courseレッスンを重ね“なりたい声”に近づいたことを実感演奏者として、そして作編曲者として幅広く活躍したい2.桐朋学園大学  との連携桐朋学園は、四年制大学と短期大学で独自の教育方針を持つ希有な学園ですが、両校の連携は益々増しており、併願時の受験検定料減額や、3年次編入、単位互換など、さまざまな制度があります。3年次編入を希望する学生も年々増加しています。3.長期履修制度  を導入2015年度より、本来2年間で学ぶカリキュラムを同じ学費で3年間かけて学ぶことのできる長期履修制度を導入。「実技の桐朋」を自負する本学では、主科実技のカリキュラムもより充実した内容になっています。VOICE 授業編 音楽専攻の授業の魅力は?少人数できめ細かい指導が受けられること経験豊かな教授陣から学べること基礎から学べること幅広い年齢の学生と一緒に学べることアンサンブル科目が充実していることその他

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