Toho Gakuen College of Drama and Music 41Student’s voice専攻科音楽専攻声楽専修1年川本茉莉さんMatsuri Kawamoto愛知県立知立高等学校 出身Student’s voice専攻科音楽専攻ピアノ専修1年石川為都子さんItsuko Ishikawa早稲田大学 出身Student’s voice専攻科音楽専攻ピアノ専修1年山中梨里花さんRirika Yamanaka栃木県立小山城南高等学校 出身Student’s voice専攻科音楽専攻管弦専修(管楽器)2年佐野有香さんYuuka Sano新潟県立新潟中央高等学校 出身専攻科では、オペラ実習や歌曲研究など実践的な授業があります。少人数なので先生方の指導もきめ細かく、ドイツ語の楽曲を「この曲は君に合っているよ」と言われ、とても励みになりました。今後は音楽活動のかたわら、発達障害などの子どもたちを音楽の面から支援して、子どもたちの成長をお手伝いできればと考えています。和声や第二実技の作曲の授業で、初めて作曲に取り組んでいます。音楽療法演習の時間に「音楽療法の現場で使える曲をつくってほしい」という話をもらい、過去に認知症の母を看取った経験から、これこそやりたかったことだと気がつきました。音楽で記憶を呼び覚ましたり、コミュニケーションを取ったりできればと考えています。専攻科の授業で刺激的なのはピアノデュオ。呼吸を合わせ演奏することで、壮大な音楽を奏でることができます。また、音楽療法は現場に出向くことでさまざまな経験を積むことができ、教員をめざす私にとっては多くの学びの場です。今後は子どもたちに音楽のすばらしさを伝えながら演奏家としても活動したいと考えています。フルートを清水先生から学びたくて桐朋に入学。この4年間ずっと先生に師事してきました。専攻科では自主的にアンサンブルの楽曲などを選び、自分の音楽を追求するようになり、本当に学びたいものが見えてきました。卒業後も科目履修生などで学びながら、未体験のコンクールなどにも挑戦し、演奏家として活躍したいです。歌曲研究では苦手なドイツ語にのめり込む音楽療法の可能性に作曲の面からアプローチしたい教員と演奏家の二つの顔を両立したい少人数ならではの環境で実技に集中
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