の学び38 Toho Gakuen College of Drama and Music海外留学音楽教室講師音楽制作スタッフ四年制大学編入/進学音楽教室中学校教員主宰ミュージカルオペラ歌手専攻科進学演奏家俳優音楽専攻音楽専攻の卒業生は、約半数が本学専攻科や桐朋学園大学音楽学部をはじめとする他大学への編入や進学、または海外留学をするなど、音楽の勉学を継続しています。また、音楽大学という特性上、演奏活動や音楽教師・講師として活躍する道を選択する卒業生も数多くいます。しかし近年の傾向として、在学中に身につけた専門能力と豊かな感性を活かし、その他の分野で幅広く活躍する学生も少しずつ増えてきました。学生一人ひとりが、夢を持って納得のいくキャリアを形成できるよう支援していきます。歌や音楽について深く学べる環境はもちろんの事、それ以外にダンスやお芝居の授業を選択出来る事もミュージカルを志す身としては非常に魅力的で有難い環境でした。音楽の基礎を学び、さらには様々な分野も学べる環境は今考えると贅沢だったなと思います。そんな環境の中で学べた経験は今の私にとって大きな財産となっています。沢山の宝物が散りばめられているこの大学で、その宝物を皆さんが一人一人の財産にできますよう応援しています! 〈劇団四季『アラジン』ジャスミン役など、舞台を中心に幅広く活躍中〉音楽専攻33期 ウィーン国立歌劇場バレエ団専属ピアニスト 滝澤志野 Shino Takizawa桐朋では、音楽と人生の本質に触れる機会をたくさんいただきました。当時は深く理解できていなかったかもしれませんが、音楽家として人生経験を重ねる中、原点回帰することも多いです。また、桐朋はアンサンブル教育に力を入れていましたが、歌劇場での仕事もまさにアンサンブル。周りに調和しつつ、個性を発揮していくこと。桐朋で学んだ音楽の礎は、豊かな宝として私の中で生き続けていくでしょう。音楽専攻40期 三味線奏者/本学講師 本條秀慈郎 Hidejiro Honjoおそらくこれほど芸術に対して愛情のある大学は無いと言っていい。それほどに現在大学という単一化されたプログラムの中で一種の異彩な光を放っている。大学は常に恐れずチャレンジし、新しい風を感じ変化し続けている。もしあなたがコンプレックスや孤独を感じているのならこの大学はそんな人材を待っている。僕もそうだったように。〈平成29年度文化庁文化交流使/第25回出光音楽賞 受賞〉音楽専攻50期 女優/歌手 門田奈菜 Nana Kadota卒業生の進路 [音楽専攻]本学専攻科音楽専攻/桐朋学園大学音楽学部/東京藝術大学/デトモルト音楽大学(ドイツ)/ワイマール音楽大学(ドイツ)/リスト音楽院(ハンガリー)/ショパン音楽大学(ポーランド)/フライブルク音楽大学(ドイツ)/厚木楽器/伊藤楽器/カワイ音楽教室/二期会オペラスタジオ/東京室内歌劇場/劇団四季/東宝ミュージカルアカデミー/音楽座/コンサートサービス/コンドー楽器/島村楽器/桐朋女子中学・高等学校/プリマ楽器/ミュージック・ウィング広島/ヤマハ音楽振興会/ヤマハミュージック東京/リトミックランド/エニー(ホールマネージメント) 他[学士取得者の大学院進学実績]桐朋学園大学大学院/東京音楽大学大学院/昭和音楽大学大学院Support.2マナー講座音楽大学卒業生の中にも、一般企業への就職を希望する人もいます。一人の人間として、社会で生きていくために必要なマナー、企業訪問や面接試験などさまざまな場面で重要なビジネスマナーなど、専門講師を招いての講演を開いています。Support.4音楽教室講師説明会卒業後、多くの人が音楽教室講師として指導者の道へ進みます。本学では、カワイ及びヤマハ音楽教室から担当者を招き、講師の具体的な仕事、心構えなどの説明会を行っています。実際に、講師採用試験の一例も体験します。音楽専攻46期 フルーティスト 石井希衣 Kie Ishii音楽専攻37期 ヴァイオリン/作曲家/音楽監督/本学講師 山内達哉 Tatsuya Yamauchi「音楽を通して自分にできること、また自分にとっての音楽表現とは?」。多くのことを探求した学生時代でした。桐朋には様々な専攻楽器の音楽仲間、社会勉強されてきた人生の先輩、そして熱心に指導してくださる先生方、多様で素晴らしい環境が揃っています。その中で学べたことは私にとって人生の宝物です。皆様もぜひ音楽と自分とじっくりと向き合ってください。さらに輝ける未来が待っていると信じています!音楽専攻53期 公立小学校教諭(音楽専科) 谷本祉音 Shion Tanimoto音楽専攻であっても演劇専攻の科目を履修できることに魅力を感じて入学。期待どおりさまざまな分野が選択でき、学びの幅を広げられたこと、そして、熱心にご指導くださる先生方をはじめ素敵な仲間との出会いのおかげで、大充実の2年間でした。学園祭で企画コンサートを行った経験や、オペラ実習で磨いた表現力も、現在勤務している現場で大いに生かせています。今後も音楽教育を通して子供たちに音楽の楽しさを伝えていきます。桐朋短大の魅力は、様々な楽器の先生が親身に関わってくださることです。師事している先生だけでなく、他のフルートの先生にも音楽活動における相談を何度も聞いていただきました。声楽の先生に進路や留学の相談をしたり、コンクールで心が折れそうなときはピアノの先生にお話を聞いていただいたりもしました。どの先生方もいつも親身にお話を聞いて下さり、最後まで気にかけ励ましてくれました。今まで諦めずに音楽に向き合えているのは、この学校にいたおかげです。短大を出て11年になりますが、今でもその関係が続いていることはこの学校にしかない魅力だと思います。みなさんにもかけがえのない出会いがありますように! 〈第88回日本音楽コンクール フルート部門 第2位〉音楽専攻Music Courseさまざまな業界で幅広く活躍本学出身の先輩紹介進路サポートSupport.1進路講座無我夢中で向き合う短大での2年間はあっと言う間です。いざ就職を考えるときに戸惑わないよう、2年次の4月時点で、「働く」ということを意識づけるための講座を開いています。現在の就職状況、いつどのような活動をすべきか、などを学びます。Support.3きめ細かな面談進路相談担当者が、予約制で一人ひとりの状況に応じ丁寧に対応します。企業情報、求人情報などの提供だけではなく、各自の悩みや質問などにも親身に答えます。また、応募書類の書き方指導、面接指導なども行います。卒業後の進路
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