桐朋学園芸術短期大学 GUIDE 2024
5/48

Toho Gakuen College of Drama and Music 05EDUCATIONAL TOPICS教育の特徴学長 越光照文コロナ禍後の世界へ向けて新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延により、私たちの日常は、その一新を迫られました。「新しい生活様式」とやらがどう定着するのか、私には想像もつきませんが、そこに「芸術」が必要であることだけは確かである、と信じます。演劇や、音楽の力をもって、コロナ禍後の世界を支える、多くの同志の皆さんとの、出会いが生まれますことを、切に願っております。君が君の弱点とみなしているものにこそ、僕たちは期待しているのだ。君は自分を偽ってはいけない。君の花はそこに咲くのだよ。(小山清『聖アンデルセン』より)■ 「認定専攻科」について本学専攻科(演劇専攻・音楽専攻)は、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構により、「大学教育に相当する水準の教育を行っている」との認定を受けています。所定単位を修得し、同機構の審査に合格することで、四年制大学を卒業した場合と同じ「学士」の学位を取得することができます。■ 演劇と音楽のコラボレーション2専攻を有する本学ならではの教育として、分野の垣根を超えた作品づくりへの取り組みがあります。演劇専攻の試演会や卒業公演、音楽専攻のオペラ実習には両専攻の学生が参加して質の高い舞台を創り上げています。これらの取り組みは学びの相乗効果を生み出すとともに、舞台作品として外部からも高い評価を得ています。■ 専攻間を横断して学べるカリキュラム芸術を捉える視野と表現の幅を広げるため、他専攻の授業も選択できるカリキュラム構成になっています。演劇を学ぶ学生がクラシック音楽の知識を深めたり、音楽を学ぶ学生が身体表現の大切さを知ることにより、専門分野でさらに創造的な活動が可能になります。■ 教養科目/単位互換制度についてめまぐるしく変化し続ける現代社会においては、高度な専門性とともに未知の出来事への適応力や柔軟性が必要です。本学では、専門的な知識の習得と技術の練磨に加え、「キャリア教育」「一般教養」「語学」の3つから成る教養科目を設置。身につけた専門性を社会で発揮するための力を養います。また、桐朋学園大学との単位互換制度もあります。本学に勤めはじめて間もない頃、若く未熟な教師としての私は、どのように学生諸君の前に立ったらよいのかと、思案に暮れる日々が続いていました。そんなとき、その頃に学生たちと一緒に創った芝居のなかで、この言葉に出会いました。私はこの言葉に救われ、支えられ、そしてこの言葉を心に刻むことで教師としての出発を決意しました。芸術をもって、人に感動してもらうためには、まず自らが一番感動できる人間でなければならないと考えます。そのためには、自身の肉体と精神を、できるだけ鍛え抜くことです。そのための時間と空間を、私たちは学生諸君と一緒にこの学園に創り出したいと考えています。S MESSAGEPRESIDENT学長メッセージ,君が本気になれる濃密な 時間が、ここにある ‒‒‒‒

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る