桐朋学園芸術短期大学 GUIDE 2025
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Toho Gakuen College of Drama and Music 25Student’s voice専攻科演劇専攻1年鍛代紘夢さんHiromu Kitai神奈川県私立横浜商科大学高等学校 出身Student’s voice専攻科演劇専攻2年湯口桃加さんMomoka Yuguchi東京都立総合芸術高等学校 出身Student’s voice専攻科演劇専攻1年上田実祐那さんMiyuna Ueda東京都私立和光高等学校 出身Student’s voice専攻科演劇専攻2年高矢蒼士さんAoshi Takaya埼玉県立芸術総合高等学校 出身将来は役者だけでなく演出家として劇団を立ち上げたいと考えています。目指す先にいらっしゃるのは桐朋の名誉教授である鴻上先生です。本科で受けた授業をより深く理解しようと専攻科に入って再履修し、そこで「シンパシーとエンパシー」について考えることに。当事者になって考えることの大切さを実感しました。待ち望んでいた海外公演への参加が実現しました。北京、桂林で2つの舞台を経験。他国の学生たちのフィジカルの強さに圧倒されながらも、多くを吸収して帰ってきました。帰国後も中国やジョージアの学生とはSNSで励まし合っています。現在は言葉を届けるために「一音一拍」を大切にしようと頑張っています。本科のときは多くを学ぶことに必死でした。専攻科では、日本の演劇界で名を馳せる偉大な先生方が演出家として、私たちに多くの言葉をかけてくださっていることに気づきました。今は一つひとつの舞台を作り上げるために、いち役者として先生の発した言葉を受け取り、吸収し、自分のものにしようとしています。専攻科で実施される年3本の試演会と海外公演に参加し、それぞれ違う演出家のもとで芝居を作ってきました。作品の世界観や各演出家から求められる演技の違いに戸惑いもありましたが、演劇の正解はひとつではないことを理解しました。多くの演技メソッドを経験し、多くの“失敗を体験できる”今の環境に感謝しています。鴻上尚史先生からエンパシーを教わるWTEAで言語の壁を越える経験を積む先生方の言葉を吸収し会得する演技の正解はひとつでないことを実感

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