田中雄大さんYudai Tanaka佐藤愛美さんMegumi Sato渡邉咲和さんSawa Watanabe今野まいさんMai KonnoToho Gakuen College of Drama and Music 25群馬県私立高崎商科大学附属高等学校 出身東京都私立桐朋女子高等学校 出身岐阜県立岐阜各務野高等学校 出身東京都私立東亜学園高等学校 出身Student’s voice専攻科演劇専攻1年Student’s voice専攻科演劇専攻2年Student’s voice専攻科演劇専攻1年Student’s voice専攻科演劇専攻2年俳優座の舞台という得難い経験が自信にセリフの表面だけでなく意図を考えるように先輩と共に切磋琢磨チャンスあふれる専攻科バイプレーヤーをめざしブレない自分軸を磨く専攻科の学びは毎日刺激に満ちています。9月には、俳優座の公演で9日間にわたって、プロの役者さんたちと一緒に『セチュアンの善人』という舞台を体験。舞台の上ではプロも学生もありません。プロの方々の積極的な取り組み方が勉強になり、やり遂げられたことで今後プロとしてやっていく自信につながりました。専攻科では、試演会、ATECの海外公演、俳優座との記念公演など多くの舞台に立ち、それぞれの場で役との向き合い方を学びました。これまでセリフの発し方に気を取られていましたが、相手からの影響を受けて出てくる言葉でなければならないと気づかされました。春からは劇団研修生として舞台の役者をめざします。専攻科では深く徹底的に芝居に向き合っています。舞台に立つ機会も多く、今、先輩方の修了公演で役をいただいて稽古の真っ最中です。ペーター・ゲスナー先生からいただいた「セリフの文言に頼るのではなく、もっと身体で表現するように」という言葉の意味を噛みしめながら、田中雄大ならではの芝居をめざしています。芸術科入学当初から、専攻科を含めた4年間で学びを究めたいと考えていました。いま楽しいのは、芝居をゼロから1にする立ち上げの瞬間です。先生と学生が対等で、全員でつくり上げていける環境です。今後は脇役として、観客に「この人こんな役もやるんだ」と気づいてもらえるような役者になりたいと考えています。
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