桐朋学園芸術短期大学 公開特別講座 フレイ・バラージュ ピアノリサイタル 「歌と物語~Songs and Stories~」
◆桐朋学園芸術短期大学 公開特別講座
フレイ・バラージュ ピアノリサイタル
「歌と物語~Songs and Stories~」
一般のお客様もご来場できますので、この機会に足をお運びください。
日時 : 2026年9月29日(火)
開場 : 17:30
開演 : 18:00
会場 : 桐朋学園芸術短期大学 ポロニアホール ※入場無料
出演 :フレイ・バラージュ
フレイ・バラージュ ピアノリサイタル
「歌と物語~Songs and Stories~」
一般のお客様もご来場できますので、この機会に足をお運びください。
日時 : 2026年9月29日(火)
開場 : 17:30
開演 : 18:00
会場 : 桐朋学園芸術短期大学 ポロニアホール ※入場無料
出演 :フレイ・バラージュ
出演者プロフィール

フレイ・バラージュ
(ピアニスト、ハンガリー出身)
バルトーク音楽院にてガボール・エックハルト氏に師事したのち、ブダペストのリスト・アカデミーでギョルジ・ナードル氏とバラーシュ・レティ氏の指導を受ける。また、テルアビブ大学のブッフマン・メータ音楽院でエマニュエル・クラソフスキーに師事。
2005 年にタラントで開催されたアルカンジェロ・スペランツァ国際ピアノ・コンクールで優勝し、ミラノ、カリアリ、モスクワでも入賞。また、オランダ国際音楽セッションの「ニュー・マスターズ・オン・ツアー」のソリストに 2 度選ばれている。
国際的な活躍の場としては、リスト・アカデミー大ホール、ブダペスト芸術宮殿、コンツェルトハウス・ウィーン、コンセルトヘボウ・アムステルダム、紀尾井ホール、チャイコフスキー音楽院モスクワ、NCPA ムンバイ、そして 2008 年にソロ・デビュー・リサイタルを行ったニューヨークのカーネギーホールなどが挙げられる。ハンガリー国内外の主要な交響楽団とも共演している。
室内楽奏者としても、ベレリーヴ音楽祭、マイアミ・ピアノ・フェスティバル、ブダペストの春音楽祭など多くの国際音楽祭に出演。世界的に有名なコダーイ弦楽四重奏団と頻繁に共演し、またアウアー・トリオのメンバーとしても 2019 年にファースト・アルバムをリリースした。
2012 年より准教授としてリスト・アカデミーで教鞭をとり、2015 年からは室内楽科長を務めている。世界各地でピアノと室内楽のマスタークラスを開催しており、毎年 7 月にハンガリーのフェヘルチュルゴーのカーロイ城で開催される国際的なエコー・サマー・アカデミーの創設者でもある。
2010 年にジュニア・プリマ賞、2011 年にアルティスユス(Artisjus)賞、2012 年にショルティ財団賞、2015 年にニューヨークのシャーロット・ホワイトのサロン・ド・ヴィルトゥオージからダイヤモンド・キャリア・グラント、そして 2017 年にはリスト賞を受賞した。2020年、スタインウェイ&サンズ社より「スタインウェイ・アーティスト」の称号を授与される。
(ピアニスト、ハンガリー出身)
バルトーク音楽院にてガボール・エックハルト氏に師事したのち、ブダペストのリスト・アカデミーでギョルジ・ナードル氏とバラーシュ・レティ氏の指導を受ける。また、テルアビブ大学のブッフマン・メータ音楽院でエマニュエル・クラソフスキーに師事。
2005 年にタラントで開催されたアルカンジェロ・スペランツァ国際ピアノ・コンクールで優勝し、ミラノ、カリアリ、モスクワでも入賞。また、オランダ国際音楽セッションの「ニュー・マスターズ・オン・ツアー」のソリストに 2 度選ばれている。
国際的な活躍の場としては、リスト・アカデミー大ホール、ブダペスト芸術宮殿、コンツェルトハウス・ウィーン、コンセルトヘボウ・アムステルダム、紀尾井ホール、チャイコフスキー音楽院モスクワ、NCPA ムンバイ、そして 2008 年にソロ・デビュー・リサイタルを行ったニューヨークのカーネギーホールなどが挙げられる。ハンガリー国内外の主要な交響楽団とも共演している。
室内楽奏者としても、ベレリーヴ音楽祭、マイアミ・ピアノ・フェスティバル、ブダペストの春音楽祭など多くの国際音楽祭に出演。世界的に有名なコダーイ弦楽四重奏団と頻繁に共演し、またアウアー・トリオのメンバーとしても 2019 年にファースト・アルバムをリリースした。
2012 年より准教授としてリスト・アカデミーで教鞭をとり、2015 年からは室内楽科長を務めている。世界各地でピアノと室内楽のマスタークラスを開催しており、毎年 7 月にハンガリーのフェヘルチュルゴーのカーロイ城で開催される国際的なエコー・サマー・アカデミーの創設者でもある。
2010 年にジュニア・プリマ賞、2011 年にアルティスユス(Artisjus)賞、2012 年にショルティ財団賞、2015 年にニューヨークのシャーロット・ホワイトのサロン・ド・ヴィルトゥオージからダイヤモンド・キャリア・グラント、そして 2017 年にはリスト賞を受賞した。2020年、スタインウェイ&サンズ社より「スタインウェイ・アーティスト」の称号を授与される。
プログラム
| B.バルトーク | ハンガリー農民の歌による即興曲 作品20 |
| F.メンデルスゾーン(F.リスト編曲) | 歌の翼に |
| F.シューベルト(F.リスト編曲) | セレナーデ |
| R.シューマン(F.リスト編曲) | 愛の歌 |
| F.リスト | ローレライ |
| Z.コダーイ | ピアノのための7つの小品 作品11より第3番、第2番 |
| F.リスト | 2つの伝説 ・第1曲 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ ・第2曲 波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ |
※曲目・曲順は変更の可能性があります。
プログラムノート
時に、ピアノ曲は「音楽という言語」で物語を語り、言葉を紡ぎ出します。バラージュ・フレイは常に、独自のテーマに基づいたプログラムを構成しています。
バルトークの『ハンガリー農民の歌による即興曲』は、8つのハンガリー民謡を題材としています。バルトークは、民謡の旋律をあくまでインスピレーションの源として捉えていました。この作品の真髄は、和声や音楽的性格が醸し出す雰囲気にあります。彼はピアニストが民謡の歌詞を熟知していることを重視しており、そのため出版された楽譜にも歌詞が掲載されています。これらの歌の多くは、愛や恋愛をテーマにしています。
続いて、リストが編曲した4つの歌曲のピアノ版が演奏されます。メンデルスゾーンの最も美しい歌曲の一つであるその曲は、ハインリヒ・ハイネの詩に基づき、愛の告白を歌ったものです。シューベルトの有名な『セレナーデ』もまた愛の告白を歌った曲で、ルートヴィヒ・レルシュタープの詩に曲が付けられました。レルシュタープ自身も作曲家であり、音楽評論を執筆したこともある人物でした。リストは、フリードリヒ・リュッケルトの詩によるシューマンの歌曲『献呈(Widmung)』を、自身の編曲版では『愛の歌(Liebeslied)』と改題しました。
最後に演奏されるのは、リスト自身の編曲による彼自身の歌曲『ローレライ』です。この曲は、ライン川の屈曲部にある高い崖の上で歌う、金髪のセイレーン(水の精)の物語を描いています。船乗りたちは操船も忘れてその美しい歌声に魅了され、船は岩礁に激突してしまいます。この曲では、ピアノが物語を語る様子を聴き取ることができます。まず語り手が現れ、次にローレライの歌が響き、そして目の前で船が沈んでいくのです。最後に明かされるのは、その仕業の主が彼女― ― ローレライ― ― であったということです。ピアノがまるで物語そのものを語っているかのようです。
ゾルターン・コダーイの初期作品にも、2つのハンガリー民謡の編曲が含まれています。その2 曲目は別れの歌であり、若者が母親のもとを離れ、自立した生活を始めようとする場面が描かれています。
リストの『2つの伝説』は、中世の伝説に基づいています。これらの伝説が実際に起きた出来事かどうかは定かではありませんが、そこには確かな道徳的教訓が込められています。リストは、テキストや物語を楽譜そのものに組み込むことにこだわり、ピアニストに音楽を通じてそれらを語るよう求めました。ある物語では、アッシジの聖フランチェスコが友人たちと歩いていると、鳥の群れが彼に向かって飛んできます。鳥たちはさえずり始めますが、彼が話しかけると一斉に静まり返り、彼の言葉に耳を傾けた後、飛び去っていきました。リストはこの曲を、ピアニストが左手で聖フランチェスコの声を、右手で鳥のさえずりを表現するように作曲しました。
二つ目の伝説の舞台は南イタリアです。パオラの聖フランチェスコは船でシチリア島へ渡ろうとしましたが、船頭に支払うお金がありませんでした。彼が神に祈ると、神は(伝説によれば)マントを広げて帆にし、互いにしっかりとつかまって海を渡るよう示唆しました。音楽の中では、激しい嵐のさなか、彼らが波を乗り越えて進んでいく様子が聞こえてきます。そして最後には、無事に渡り切ったことへの感謝が捧げられます。この物語は、かつての人々に、そしておそらく現代の私たちに、どのようなメッセージを伝えているのでしょうか。それは、「決して諦めてはいけない。信仰を持ち、忍耐強く努力すれば、必ず成功する」ということです。
バラージュ・フレイ
バルトークの『ハンガリー農民の歌による即興曲』は、8つのハンガリー民謡を題材としています。バルトークは、民謡の旋律をあくまでインスピレーションの源として捉えていました。この作品の真髄は、和声や音楽的性格が醸し出す雰囲気にあります。彼はピアニストが民謡の歌詞を熟知していることを重視しており、そのため出版された楽譜にも歌詞が掲載されています。これらの歌の多くは、愛や恋愛をテーマにしています。
続いて、リストが編曲した4つの歌曲のピアノ版が演奏されます。メンデルスゾーンの最も美しい歌曲の一つであるその曲は、ハインリヒ・ハイネの詩に基づき、愛の告白を歌ったものです。シューベルトの有名な『セレナーデ』もまた愛の告白を歌った曲で、ルートヴィヒ・レルシュタープの詩に曲が付けられました。レルシュタープ自身も作曲家であり、音楽評論を執筆したこともある人物でした。リストは、フリードリヒ・リュッケルトの詩によるシューマンの歌曲『献呈(Widmung)』を、自身の編曲版では『愛の歌(Liebeslied)』と改題しました。
最後に演奏されるのは、リスト自身の編曲による彼自身の歌曲『ローレライ』です。この曲は、ライン川の屈曲部にある高い崖の上で歌う、金髪のセイレーン(水の精)の物語を描いています。船乗りたちは操船も忘れてその美しい歌声に魅了され、船は岩礁に激突してしまいます。この曲では、ピアノが物語を語る様子を聴き取ることができます。まず語り手が現れ、次にローレライの歌が響き、そして目の前で船が沈んでいくのです。最後に明かされるのは、その仕業の主が彼女― ― ローレライ― ― であったということです。ピアノがまるで物語そのものを語っているかのようです。
ゾルターン・コダーイの初期作品にも、2つのハンガリー民謡の編曲が含まれています。その2 曲目は別れの歌であり、若者が母親のもとを離れ、自立した生活を始めようとする場面が描かれています。
リストの『2つの伝説』は、中世の伝説に基づいています。これらの伝説が実際に起きた出来事かどうかは定かではありませんが、そこには確かな道徳的教訓が込められています。リストは、テキストや物語を楽譜そのものに組み込むことにこだわり、ピアニストに音楽を通じてそれらを語るよう求めました。ある物語では、アッシジの聖フランチェスコが友人たちと歩いていると、鳥の群れが彼に向かって飛んできます。鳥たちはさえずり始めますが、彼が話しかけると一斉に静まり返り、彼の言葉に耳を傾けた後、飛び去っていきました。リストはこの曲を、ピアニストが左手で聖フランチェスコの声を、右手で鳥のさえずりを表現するように作曲しました。
二つ目の伝説の舞台は南イタリアです。パオラの聖フランチェスコは船でシチリア島へ渡ろうとしましたが、船頭に支払うお金がありませんでした。彼が神に祈ると、神は(伝説によれば)マントを広げて帆にし、互いにしっかりとつかまって海を渡るよう示唆しました。音楽の中では、激しい嵐のさなか、彼らが波を乗り越えて進んでいく様子が聞こえてきます。そして最後には、無事に渡り切ったことへの感謝が捧げられます。この物語は、かつての人々に、そしておそらく現代の私たちに、どのようなメッセージを伝えているのでしょうか。それは、「決して諦めてはいけない。信仰を持ち、忍耐強く努力すれば、必ず成功する」ということです。
バラージュ・フレイ
アクセス
場所:桐朋学園芸術短期大学 ポロニアホール
◆ 京王線仙川駅下車 徒歩5分
◆ 京王線仙川駅下車 徒歩5分

