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イベントレポート

芸術科演劇専攻2年(47期) ミュージカルコース試演会


「ガーランドハイム」
作/森下かおり 作曲/西島梢 指導演出/酒井麻也子
11月30日(土)・12月1日(日) 芸術科演劇専攻ミュージカルコース試演会
「ガーランドハイム」を上演しました。

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レポート

芸術科演劇専攻二年 ミュージカルコース試演会『ガーランドハイム』が終了しました。 本試演会のために森下かおりさんが書き下ろした新作ミュージカル作品で、西島梢さんによる作曲と、指導演出の酒井麻也子先生の指導のもとミュージカルコース二年生の学生全員で見事なオリジナルミュージカル作品に仕上げました。
東京都内で、駅徒歩5分の好立地。そのくせ1万円台で入居可能なボロアパート「ガーランドハイム」には秘密がありました。それは「幽霊」もとい、「天使」たちが各部屋に住み着いていること。「天使」が見える不動産屋の宮川は、一般の人には見えない「天使」たちのことを内緒にして若いピアニストの山田に部屋の案内をします。ところが、その山田も「天使」が見えてしまう。「天使」は夢と希望に溢れている人間にしか見えないのだとか。「天使」との共同生活を受け入れた山田はガーランドハイムへの入居を決めます。

一方、イラストレーターの二階堂も「天使」が見える夢と希望に燃えるイラストレーター。部屋に住んでいた友里という「天使」に一目惚れして入居を決めてしまいます。ところがこの友里は不動産屋の宮川の初恋の人。その人が死んでしまっていたショックと、再び会えた喜びが宮川を襲います。二階堂の入居を拒もうとする宮川でしたが、二階堂と友里は相思相愛の様子。結局二階堂はガーランドハイムに入居し、かくして、生きている人々と、亡くなってしまった「天使」たちとの生活がはじまります。

 夢と希望を持った若者たち、そしてその挫折と復活。人間と「天使」の非日常的な関係性。桐朋短大の学生とは等身大のキャストたち。
 ミュージカルコースの試演会は当然ながら歌やダンスでとても華やかです。その分、演技に、歌に、ダンスにと他のコースの2倍も、3倍も課題があるなか、誰ひとりかけず20人全員で完成させた舞台でした。次は俳優座劇場での卒業公演。溢れる若さ、夢と希望を持って頑張っていこう!

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