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イベントレポート

芸術科演劇専攻54期 ミュージカルコース卒業公演 『ねこはしる』


『ねこはしる』
原作:工藤直子 脚本:ふじたあさや 演出:大谷賢治郎 音楽:西村勝行
俳優座劇場にて、演劇専攻ミュージカルコース54期卒業公演として、
ミュージカル『ねこはしる』が上演されました。

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レポート

 原作を脚本化、そして舞台化した本作は、一匹の猫の成長譚といっていいでしょう。
 猫がさまざまな環境を経験して、試練を乗り越えて、精神的にも身体的にも大きくなる物語であり、本学の特任講師である大谷賢次郎先生の手によって、今回は上演されました。俳優座劇場でコロナ対策を施した上で、学生たちはPCR検査を二度受けて舞台に立ちました。

 外部の状況は学生たちにも大きな不安を与えた、試練の時期であったことは確かです。しかし、それをくぐりぬけて、上演までたどり着いたことは、学生たちを、一回りも二回りも大きく成長させました。
 卒業後も、しばらくは演劇業界は大変だというイメージはありますが、実際のところ、感染対策をして粛々と上演が行われている状況を考えれば、いま演劇の基礎を学び作ることは、今後平常にもどったときの飛躍に大きく関わるでしょう。

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