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イベントレポート

演劇専攻1年生(60期) 2025年度前期 演技発表会


『星の王子さま』(演出:ペーター・ゲスナー先生)

6月28日(土)に、演劇専攻1年生による「演技発表会」が開催されました!

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『夕鶴』(演出:冨士川正美先生)

演劇専攻では、1年生がこれまでの演技実習の授業成果を発表し、互いに鑑賞し合う「演技発表会」を開催しています。学外には公開しないため発表会と呼んでいますが、時間をかけて稽古し臨んだ今回の舞台も、フレッシュな熱意に溢れていました。

桐朋学園の演劇専攻では、1クラス20人以内の、3クラスという少人数教育を行っています。俳優としての個性を伸ばすためには、20人をこえると一人ひとりの学生に対して、演出家(指導教員)の目が行き届かないためです。

『星の王子さま』(演出:ペーター・ゲスナー先生)

1年生は入学してからまだ3ヶ月。舞台に上がるのは、まだ早いという声もあります。ですが、舞台に立つことで、自分の足りないところや基礎の重要さに気づくことも多いのです。基礎教育は、基礎と同時に実践を交えることが大切だと考えています。

1年生の演技発表会は「失敗をしてもいい。まずは、思う存分演じること。」を目的としています。演技経験者にとっては、ついてしまったクセを落とす機会でもあります。観客は教員と学生たちだけ。忌憚のない意見を交わすことによって、刺激を受けあっています。
今年は、三浦剛教授演出の『自転反転砂時計』(作:和田周)と冨士川正美教授演出の『夕鶴』(作:木下順二)、ペーター・ゲスナー教授による『星の王子さま』(原作:サン=テグジュペリ)に取り組みました。

「自転反転砂時計」(演出:三浦剛先生)

日々稽古を重ねて、舞台監督、照明、音響、制作といったスタッフワークもこなし、力作揃いの発表会となりました。12月に行われる後期の演技発表会では、さらにステップアップして、演技力とチームワークを高めた成果を見ることができるでしょう。次回は公開での公演となります。ぜひお誘い合わせのうえ、お越しください。
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