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イベントレポート

演劇専攻★55期専攻科修了公演『見よ、飛行機の高く飛べるを』イベントレポート


 本学の小劇場(桐朋小劇場)にて、2月1日~4日まで、55期専攻科の修了公演が、トリプル・キャストによって公演されました。今回の修了公演の作品は、本学卒業生でもある劇作家、演出家で二兎社を主宰する永井愛氏の戯曲『見よ、飛行機の高く飛べるを』でした。
 専攻科2年生(4年生)を中心にして、専攻科1年生(3年生)、そして1年生からも出演者やスタッフをサポートしてつのり、学年を超えて創り上げた公演となりました。演出は、本学の学長であり、演出家の越光照文の手によるものです。
 この作品は、1911年(明治44年)の女子師範学校を舞台にしています。時代背景としては、与謝野晶子や平塚らいてうらが『青鞜』の発行を通じて、女性の地位向上・権利獲得を求めた第一次フェミニズム運動の時代です。彼女らに憧れて「新しい女」になろうとした、卒業間近の教育者の卵たちである女子学生たちと、政府による教育政策を忠実に守ろうとする教師たちとのあいだの軋轢が描かれます。

学生たちは、1年生の、いちばん最初の上演実習授業である通称「演技発表会」において、本作の一部を上演したことがあります。4年生になったいま、成長した学生たちは学びの集大成として、満を持して本作の全編上演に果敢に挑戦しました。

公演期間中の2月3日(土)にはオープンキャンパスも併催され、高校生たちも観劇しました。「専攻科生(3、4年生)たちの姿に憧れました」と嬉しい声もいただきました!

★スタッフ、キャスト等の詳細はこちらをご覧ください。

専攻科55期修了公演『見よ、飛行機の高く飛べるを』
作:永井愛
演出:越光照文


舞台美術:鈴木健介
照明:桜井真澄(東京舞台照明) 音響:勝見淳一(音映)
衣装:(株)東宝コスチューム 衣装プラン:佐藤奈津子
舞台監督:野口清和
髪型指導:平井千尋
制作:浅野悠那
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