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イベントレポート

演劇専攻全国ワークショップ 第三弾 千葉編


ダブルピースは若松の「W」!

2024年度よりスタートした、『桐朋学園芸術短期大学演劇専攻全国ワークショップ』
第三弾は、千葉県の若松高校演劇部にて、三浦剛本学教授がWSを実施!!

若松演劇部室は和室。その名も「松栄館」!

8月20日(火)に、千葉県立若松高校の演劇部に訪問し、ワークショップを実施。

午前中(13:00~16:30)
若松高校の演劇部員10名(1年生9名・3年生1名)と、顧問の大澤悠乃先生。そして大澤先生と高校時代に演劇部で共にすごしたという小山梨花さん(本学卒業生)が、アシスタントとして参加。高校時代の同級生が、演劇部顧問とWSアシスタントとなって邂逅する・・・

前半の2時間は2チームに分かれて「呼吸」「身体表現」「言葉」の基礎トレーニングをみっちり実施。顧問の大澤先生も自ら参加。「ブラインドムーブ」のWSでは、いままで気づかなかったお互いの演劇的特性を感じ取って、新たな発見があった模様。「言葉」のワークショップでは相手の退路を立って強制的に「いいよ」を伝える荒技もでました。

同期(顧問の大澤先生)の前で恥はかけない。「呼吸」のデモンストレーションに備えるアシスタントの小山さん

みんな1年生だけど、しっかりと集中してます……

床に大の字になって脱力。意識は呼吸にのみ集中。

「だめ」の一言で相手を止める。本気じゃないと相手は止まらない!

「いいよ」で相手を導く。こちらも本気じゃないと……動いてくれない!

千葉といえば銚子港。カンパチ、イワシ、カツオ、どれも絶品でした!

後半は、全国WSでは定番となってきた戯曲『自転反転砂時計』の一篇「もっと優しく」をテキストに、演技のレッスン。1分で終わるすれ違うカップルの会話劇。6組の様々なペアの色々な愛のカタチが見え隠れ。おおとりは大澤先生と部員が演じる年の差カップル。さすが、高校で演劇を学んだ大澤先生、圧倒的表現力と、アダルトな演技! しかし、部員も負けてません。顧問を相手に堂々と演じ切るメンタル!!
部員と顧問の息が合っている様子をまざまざと見せつけてくれました!

たった1日、3時間半の短いWSでしたが、皆「なにか」を感じてくれたようで、終了後もたくさんの質問を投げかけてくれました!!

もう少し「発声」を頑張ってとアドバイスされる1年生2名

ダークオーラで相手を翻弄!

さすが3年生、「発声」も抜群。セリフの鮮度も高い。

部長の熱演。それに食らいつく相手役。

大澤先生の演技に爆笑する三浦教授。耐える部員。お疲れ様でした!!
桐朋学園芸術短期大学全国ワークショップ
~若松高校の演劇部員の皆様からWSの感想を頂きました!!~

⚫︎腹式呼吸の仕方から、対象の捉え方までたくさんのことを学べて、成長出来たWSでした!テキストでは、指摘が的確で自分の癖を理解することが出来ました。素敵なWSをありがとうございました!(1年女子)

⚫︎外部のプロの方に教えて頂く機会は滅多にないものですし、いつもの部活からでは得られない物があって、良い体験をしたと思います。演技をした際に言われた良いところは更により良くできるように、改善出来るところは改善して、役者としてレベルアップしたいと思います。貴重なお時間をありがとうございました。(1年女子)

⚫︎腹式呼吸をやったことがなかったのですが息が長く持つような感じがしてこれから使っていこうと思いました。手を合わせて動くやつが楽しかったですワークショップを教えに来て下さった方々ありがとうございました。 (1年女子)

⚫︎今回はお忙しい中、若松高校演劇部に足を運んで下さりありがとうございました!とても有意義な時間となりました。基礎の基礎から教えて頂けて、初心に帰った感じで学ぶことが出来ました。今回学んだことを今後の舞台で活かせていけたらと思っています。今回は誠にありがとうございました!!(3年女子)

⚫︎普段はしないような呼吸に集中して歩いたり、動いたり感じたこの無い感覚を知れました。演技面でも分かりやすい意見を述べてくださって有難かったです。(1年女子)

⚫︎今回のワークショップで改めて呼吸の仕方がしっかり分かりました。学んだ呼吸方法をしっかりと身に付け、普段や本読み、稽古のとき無意識で腹式呼吸出来るように今から少しずつ慣れていくようにしたいです。また、2人芝居をした時に言われた自分自身へのアドバイスや他の部員が言われていて自分も出来ていない、意識出来ていなかったと思うものは自分の演技にも活かせるようにしていきたいです。また、貰ったアドバイスをしっかり覚えておいてこれからも意識しながら演技が出来たらいいなと思います。(1年女子)

⚫︎腹式呼吸をしながら1点を見つめるのはものすごく疲れたけどものすごい効果がでてすごかった。手を合わせて片方が目をつむるやつは、自分と一緒所にやっている人お互いが信じ合えているんだなと感じて安心したが自分が誘導してるときに事故らせてしまったので大変申し訳無いと思いました。一言で相手に気持ちを伝えるやつはその人がどうゆう感じに言葉を発すると気持ちを受けやすいのかがわかり楽しかった。台本の内容が喧嘩をしている2人という設定だけだからこそ演技とか喋り方、話す速度などの個性を感じてとても勉強になりました。ワークショップ終わった後の台本を作るコツの話めちゃくちゃ助かりました。またの機会がありましたらよろしくお願いします! (1年男子)

⚫︎いつもと違う形で呼吸から練習に入るのが新鮮で、演劇に対して深く考える良い機会になりました。目を瞑って動いたり、自分では思い付かないような練習を沢山して演技の幅が広がりました。実際に劇を観てもらい、自分の知らない癖や反省点を教えて貰い、とてもためになりました。ありがとうございました。(1年男子)

⚫︎腹式呼吸で自分の世界に入って集中して呼吸ができた。手だけで片方が目をつぶるやつでは、相手のことを信じてやるととてもやりやすかったです。いいよだめは強さやトーンで人に刺さる感じとか違うんだなと思いました。(1年女子)
桐朋学園芸術短期大学演劇専攻では、全国どこでも(無料で!)専任教員による
「演技」のワークショップを実施しております。
全国の高校演劇部員、顧問の先生方とのワークショップを楽しみにしております。
お気軽にお問合せください!!

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