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卒業生の皆様へ

2025(令和7)年度


奨学生からの感謝の声①

【音楽奨学会採用者】専攻科音楽専攻 髙橋 遥香

この度桐朋音楽奨学金へのご寄付を頂きまして誠にありがとうございます。

私は将来音楽に関わる仕事がしたいその一心で桐朋学園芸術短期大学に入学しました。ですが、音楽を学んでいくうち、自分が音楽に出会って人生が彩られたように沢山の人々に音楽を知ってもらい誰かの人生が彩られたらいいなという思いが強くなりました。それは桐朋学園芸術短期大学でアウトリーチ、学内で行われた定期演奏会や卒業演奏会、専攻科に入って学び始めた教職課程など様々な体験を通して生まれた思いです。

そして何より大きいのは、南会津で行われたアウトリーチです。入学するまでアウトリーチというものを知りませんでしたが、芸術科で授業を受け楽しさを知り、さらに南会津という現地の方、引率の先生方、たくさんの人に支えてもらいのびのび学ばせていただきました。特に南会津の小学校で演奏した際の児童の笑顔、町役場で演奏したくさんの方々に喜んでいただけたことがとても印象深く今も胸に刻まれています。このような貴重な体験は私の今後の活動に生かしていきます。

このように多くの貴重な経験、たくさんの学びを得ることが出来たのは奨学金でご支援頂きました皆様のお陰です。
今後は音楽の教員を目指しながら少しでも音楽の活動ができるよう主体的に活動し、さらに勉学に励みたいと考えております。

皆様から頂きました温かなご支援には、桐朋学園芸術短期大学で学んだ多くのことを生かし音楽をたくさんの方々に知っていただけるように積極的に活動すること、そして次代の学びを支えていけるような人間になることでお返ししていきます。
今後も学生たちの豊かな演奏に温かなご支援を頂けますと幸いです。

奨学生から感謝の声②

【演劇奨学会採用者】専攻科演劇専攻 佐藤 妃莉

ご支援のおかげで、安心して学業に専念できる環境を整えることができました。
私は現在、演劇専攻として稽古や授業に毎日励んでおります。
経済的な不安が軽減されたことでアルバイトの時間を必要以上に増やすことなく過ごせるようになり、結果的に稽古や学びに充てる時間と体力を確保できるようになりました。
日々の稽古や授業に集中できることは、私にとって大きな支えとなっています。
12月には海外公演を控えており、試演会の稽古や毎日の授業と並行して稽古を重ねています。奨学金をいただけたことで、海外公演の渡航費や参加費への不安も和らぎ、心置きなく挑戦できていることを実感しています。
稽古では思うようにいかず悩むこともありますが、その経験さえも成長の糧となり、仲間と切磋琢磨しながら舞台をつくり上げる機会を得ることができ、私にとってかけがえのない学びの場となっています。
こうして充実した日々を過ごせるのは、奨学金によるご支援があるからこそだと改めて日々感じています。
恵まれた環境に感謝の気持ちを忘れず学んだこと一つひとつを自分の糧として、卒業後は多くの方に舞台の面白さを伝えられるよう精進してまいります。

奨学生から感謝の声③

【音楽奨学会採用者 齋藤 まりあ】

この度は、音楽奨学会より前期に給付という形で奨学金をいただき、誠にありがとうございます。
いただいたご支援のおかげで、安心して学業に専念できる環境が整い、大変感謝しております。

私は実家から通学しており、片道に約二時間を要しています。定期代も大きな負担となっており、現在は教職課程を履修し、一限から五限まで授業が続く日々です。そのため、学費をアルバイトで賄うことは難しく、経済的にも時間的にも厳しい状況でした。そうした中、この奨学金をいただけたことで、学業に集中できる時間を確保でき、第二実技の履修にも挑戦することができました。

大学での学びを通して、音楽には人の心に寄り添い、前向きにする大きな力があることを実感しました。将来はその力を、教師という職業を通して生徒たちに伝え、音楽の魅力を広く広めていきたいと考えております。単に知識や技術を教えるのではなく、音楽を通して心を育む教育を行える教師を目指しています。

このご支援を励みに、学業と教育実習により一層力を入れ、音楽を通じて社会に貢献できる人材となれるよう努力してまいります。改めて、温かいご支援に心より感謝申し上げます。

寄付者からのエール

●学園生活・人生を楽しんで!
(大島 克則様)
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