東京演劇大学連盟
東京演劇大学連盟についてご案内します。
東京演劇大学連盟は、演劇の実技教育を担う都内の5大学(桜美林大学、玉川大学、多摩美術大学、桐朋学園芸術短期大学、日本大学)が集い、2013年に設立した連盟です。実技教育や、舞台芸術創造の体系化構築を目指し、さまざまな共同プロジェクトを支援しています。
文化庁の助成も得て、演技実技教育の交流、共同研究の機会が設けられるなど、次代の演劇人を育成する環境づくりが進められています。
文化庁の助成も得て、演技実技教育の交流、共同研究の機会が設けられるなど、次代の演劇人を育成する環境づくりが進められています。
東京演劇大学連盟加盟校(2020年現在)
- 桜美林大学芸術文化学群演劇・ダンス専修
- 玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科
- 多摩美術大学美術学部演劇舞踊デザイン学科
- 桐朋学園芸術短期大学演劇専攻
- 日本大学芸術学部演劇学科
東京演劇大学連盟活動のポイント
- 演劇大学における演劇の実技教育および舞台芸術創造の体系化構築をめざし、共同制作公演を実施するなど、実践的な舞台創作の機会を共有する。
- 演劇実技教育の交流と共同研究を行う。
- 次代を担う舞台芸術・演劇関係者の育成に寄与し舞台芸術分野の推進と発展に貢献していくため、演劇大学と公共文化施設との連携を計る。
- 公共文化施設または関係機関と実践的交流を深めることによって、演劇大学の教育力また人材育成力を広く社会に還元する。
- 実践的活動を通して海外の演劇大学との交流を模索する。
Students' voices
重いテーマに正面から取り組む
他大学の学生と一緒に芝居をつくり上げてみたいと参加。演目は『ファザーファッカー』という養父に性的虐待を受ける少女の話でした。ショッキングな内容でしたが、主役として冷静に受け止め演じることができました。多くの演劇仲間と触れ合い、役者としての幅が広がったと感じています。
他大学の学生と一緒に芝居をつくり上げてみたいと参加。演目は『ファザーファッカー』という養父に性的虐待を受ける少女の話でした。ショッキングな内容でしたが、主役として冷静に受け止め演じることができました。多くの演劇仲間と触れ合い、役者としての幅が広がったと感じています。
2019年参加者
演劇専攻53期 林 香帆
身体表現によってこころを届ける
都内の5大学と中国国立の演劇大学の学生によって共同制作した「ecstasy〜方円の恍惚〜」に参加し、演劇と舞踊の融合という大きなテーマに挑戦することができました。稽古を重ね、言葉の通じない中国の学生とも、踊りによって気持ちを通わせることができる貴重な体験となりました。
都内の5大学と中国国立の演劇大学の学生によって共同制作した「ecstasy〜方円の恍惚〜」に参加し、演劇と舞踊の融合という大きなテーマに挑戦することができました。稽古を重ね、言葉の通じない中国の学生とも、踊りによって気持ちを通わせることができる貴重な体験となりました。
2018年参加者
演劇専攻52期 松尾 悠
即興を通して得た新しい友人と信頼
「シアタースポーツ」という、観客からお題をもらって演じる、チーム対抗の即興劇に取り組みました。即興自体、私は初体験。他大生も多くいたため、最初は緊張したのですが、ひとつの芝居を作る中で、相手を理解する大切さを学びました。演技の瞬発力も身についたと感じます。
「シアタースポーツ」という、観客からお題をもらって演じる、チーム対抗の即興劇に取り組みました。即興自体、私は初体験。他大生も多くいたため、最初は緊張したのですが、ひとつの芝居を作る中で、相手を理解する大切さを学びました。演技の瞬発力も身についたと感じます。
2017年度参加者
演劇専攻51期 武市 都生実
もっと自分を磨きたい大舞台で感じた成長
「昔々日本」という作品で3姉妹の長女を演じました。他大学の学生と舞台を共にしたことで、大学や学生によって演劇との関わり方が違うことを知り、刺激を受けました。生活の全てが演劇で満たされた毎日ですが、日々の積み重ねが表現につながることを意識して、自分自身をより豊かにしていきたいと思っています。
「昔々日本」という作品で3姉妹の長女を演じました。他大学の学生と舞台を共にしたことで、大学や学生によって演劇との関わり方が違うことを知り、刺激を受けました。生活の全てが演劇で満たされた毎日ですが、日々の積み重ねが表現につながることを意識して、自分自身をより豊かにしていきたいと思っています。
2016年度参加者
専攻科演劇専攻50期 野寄 由莉
自分の演技を見つめ直す最高の機会
平安時代を舞台に盗賊団を描いた「カノン」に出演しました。キャスト、スタッフ合わせて80人を超える大所帯のなかで求められたのは、演出家の要求に「いかに応えるか」ではなく、自分が「何をしたいか」でした。個性のそれぞれ違う5大学の俳優哲学を目にして、同じ場を共有し、自分を客観視する経験は大きな財産になりました。
平安時代を舞台に盗賊団を描いた「カノン」に出演しました。キャスト、スタッフ合わせて80人を超える大所帯のなかで求められたのは、演出家の要求に「いかに応えるか」ではなく、自分が「何をしたいか」でした。個性のそれぞれ違う5大学の俳優哲学を目にして、同じ場を共有し、自分を客観視する経験は大きな財産になりました。
2015年度参加者
演劇専攻49期 長原 茉穂
共同制作を通して演劇観が広がった
明治時代の日本を舞台にした「見よ、飛行機の高く飛べるを」という作品に出演しました。参加大学それぞれに演技の特色があり、ダブルキャストの配役同士で意見交換をしたときも、新しい感覚に自分の視野が広がるのを実感。休憩中の雑談でも、演技に対する概念が変わる新たな発見の連続で、刺激的な経験になりました。
明治時代の日本を舞台にした「見よ、飛行機の高く飛べるを」という作品に出演しました。参加大学それぞれに演技の特色があり、ダブルキャストの配役同士で意見交換をしたときも、新しい感覚に自分の視野が広がるのを実感。休憩中の雑談でも、演技に対する概念が変わる新たな発見の連続で、刺激的な経験になりました。
2014年度参加者
演劇専攻48期 肥田 ももな
大学の枠を超えて舞台を創る喜び
東京演劇大学連盟のオーディションに合格し、『わが町』という作品に出演しました。5つの大学から学生が集まったので、大学ごとのカラーの違いとさまざまな個性に最初はとまどうことも。稽古を通して、多様性を大切にしながらも、周りと調和して一つの舞台を創る大切さを実感しました。
東京演劇大学連盟のオーディションに合格し、『わが町』という作品に出演しました。5つの大学から学生が集まったので、大学ごとのカラーの違いとさまざまな個性に最初はとまどうことも。稽古を通して、多様性を大切にしながらも、周りと調和して一つの舞台を創る大切さを実感しました。
2013年度参加者
演劇専攻47期 白石 花子