卒業生の進路
「音楽専攻」の卒業後の進路についてご紹介します。
ページ内目次
進学
- 桐朋学園芸術短期大学専攻科音楽専攻
- 桐朋学園芸術短期大学研究生
- 桐朋学園大学音楽学部
- 桐朋学園大学カレッジディプロマコース
- 東京芸術大
- 武蔵野音楽大学音楽学部
- 二期会オペラスタジオ
- 日本オペラ振興会研究生
- 東宝ミュージックアカデミー
桐朋学園大学 音楽学部 への編入
本学を卒業すると同時に、桐朋学園大学音楽学部(3年生)に編入する卒業生もいます。短大と桐朋学園大学で同じ実技担当教員から指導を受ける場合もあります。
就職
カワイ音楽教室 | ヤマハ音楽振興会 | 河合楽器製作所 |
ヤマハミュージック浜松 | 厚木楽器 | 島村楽器 |
高橋ミュージックプラザ | ムラマツ楽器 | 蓮見音楽教室 |
モーツァルト劇場 | 紀伊国屋書店 | 三陽商会 |
テンプスタッフ | 日本板硝子環境アメニティー株式会社 | わかぎり21教育図書 |
劇団四季 |
留学
ハンガリー・リスト音楽院 | 英国王立音楽院 | 英国トリニティ音楽大学 |
ドイツ国立フライブルク音楽大学 | ドイツ国立ブレーメン音楽大学 | ドイツ国立デトモルト音楽大学 |
アメリカ・バークリー音楽大学 | ボストン大学音楽学部 | ポーランド・ワルシャワ音楽院 |
さまざまな業界で幅広く活躍する卒業生
オペラ歌手
北澤幸 音楽専攻31期(声楽)
桐朋は少人数制なので多くの先生方が顔と名前を憶えてくださり、卒業後も大学へ訪ねた際は声をかけていただけるのでまるで故郷に帰ってきたような気持ちになれます。当時のクラスメイトとは、友人として、また音楽現場での大切な共演者として、今なお良い関係を築いています。実技はもちろんのこと室内楽や伴奏法での専門的な内容はプロとして活動し始めた頃に、大いに役立ちました。一生の宝となる音楽・人との関わりを与えてくれた素晴らしい環境に感謝しています。
桐朋は少人数制なので多くの先生方が顔と名前を憶えてくださり、卒業後も大学へ訪ねた際は声をかけていただけるのでまるで故郷に帰ってきたような気持ちになれます。当時のクラスメイトとは、友人として、また音楽現場での大切な共演者として、今なお良い関係を築いています。実技はもちろんのこと室内楽や伴奏法での専門的な内容はプロとして活動し始めた頃に、大いに役立ちました。一生の宝となる音楽・人との関わりを与えてくれた素晴らしい環境に感謝しています。
保育士
矢内拓真 音楽専攻39期(声楽)
声楽を学ぶために、社会人入試に挑戦しました。桐朋での生活は、日々の実技レッスンだけでなく、演奏会や桐朋祭などの学校行事も多いので、多彩な楽器とのコラボレーションや演劇専攻の友人たちと舞台に立って表現したり、と様々な経験を積むことができ、私の人生で大切な思い出です。
現在は保育士として働いています。保育士と声楽家は、表現力が必要とされる点で一致しているように思います。子どもたちの前で手遊びうた等をするのですが、つまらなかったらそっぽを向かれてしまいます(笑)舞台などで歌う時も同じですね。恥ずかしがらず、自分を出しきることの大切さ学べたように思います。
声楽を学ぶために、社会人入試に挑戦しました。桐朋での生活は、日々の実技レッスンだけでなく、演奏会や桐朋祭などの学校行事も多いので、多彩な楽器とのコラボレーションや演劇専攻の友人たちと舞台に立って表現したり、と様々な経験を積むことができ、私の人生で大切な思い出です。
現在は保育士として働いています。保育士と声楽家は、表現力が必要とされる点で一致しているように思います。子どもたちの前で手遊びうた等をするのですが、つまらなかったらそっぽを向かれてしまいます(笑)舞台などで歌う時も同じですね。恥ずかしがらず、自分を出しきることの大切さ学べたように思います。
学童保育指導員
山内麻未 音楽専攻40期(フルート)
桐朋で過ごした6年間の生活では、温かいご指導を頂いた先生方をはじめ、学年・楽器を問わず共に学び・過ごした仲間たち・・・とたくさんの素敵な出会いを得ることができました。それらの出会いの中で数多くの刺激をもらい、互いを高め、音楽に打ち込めたことは、私の人生にとって何にも代えがたい宝物です。
現在私は「学童保育指導員」という、学童期の子どもたちの遊びや生活のサポートをする仕事につき、充実した日々を送っています。桐朋在学中に教員免許状を取得していますが、教育実習を通して触れたこどもたちの姿を見て、自分が音楽を通して培ってきた経験を子どもたちにもっと伝えたい、そして輝く未来の待つ子どもたちの手助けを出来る仕事につきたい、と考えるようになり、この進路を選択しました。『何かに一生懸命打ち込む大切さ』『ひたむきに頑張ったときの強さ』など、音楽を通して得た自分の経験に誇りを持って、これからも子どもたちに指導していきたいと思っています。
桐朋で過ごした6年間の生活では、温かいご指導を頂いた先生方をはじめ、学年・楽器を問わず共に学び・過ごした仲間たち・・・とたくさんの素敵な出会いを得ることができました。それらの出会いの中で数多くの刺激をもらい、互いを高め、音楽に打ち込めたことは、私の人生にとって何にも代えがたい宝物です。
現在私は「学童保育指導員」という、学童期の子どもたちの遊びや生活のサポートをする仕事につき、充実した日々を送っています。桐朋在学中に教員免許状を取得していますが、教育実習を通して触れたこどもたちの姿を見て、自分が音楽を通して培ってきた経験を子どもたちにもっと伝えたい、そして輝く未来の待つ子どもたちの手助けを出来る仕事につきたい、と考えるようになり、この進路を選択しました。『何かに一生懸命打ち込む大切さ』『ひたむきに頑張ったときの強さ』など、音楽を通して得た自分の経験に誇りを持って、これからも子どもたちに指導していきたいと思っています。
カワイ音楽教室講師
仲澤暁奈 音楽専攻41期(ピアノ)
少人数制で先生との距離が近く、アットホームな雰囲気が桐朋の魅力です。また、他大学と比較しても実技の授業が充実しています。年に数回、海外の著名な先生がいらっしゃり、公開レッスンを受講できたことも勉強になりました。2年間という短期間で大変なことも多くありましたが、振り返ってみるといまに活きる多くの経験を積むことができました。現在はピアノ講師として、生徒を抱える立場になりました。私自身が桐朋で学んだように、生徒と音楽を楽しむ気持ちを共有し、心が豊かになる瞬間を感じてもらえるようにレッスンしています。
少人数制で先生との距離が近く、アットホームな雰囲気が桐朋の魅力です。また、他大学と比較しても実技の授業が充実しています。年に数回、海外の著名な先生がいらっしゃり、公開レッスンを受講できたことも勉強になりました。2年間という短期間で大変なことも多くありましたが、振り返ってみるといまに活きる多くの経験を積むことができました。現在はピアノ講師として、生徒を抱える立場になりました。私自身が桐朋で学んだように、生徒と音楽を楽しむ気持ちを共有し、心が豊かになる瞬間を感じてもらえるようにレッスンしています。
島村楽器音楽教室フルート講師
森上彩音 音楽専攻45期(フルート)
私が桐朋で学んで良かったと思うことは、少人数での授業カリキュラムのため個々の演奏機会や発言を与えられる機会が多かったこと、そして、主科の実技レッスンを毎週受講でき、試験や演奏会のオーデイョン等でその成果を聴いてもらう機会があったことです。先生と生徒で明確な目標を定めてレッスンに取り組むことで、実技はもちろん精神面でも自分自身の向上を感じました。また授業外でも先生方に、熱心に、丁寧にお話していただいていたので、実技以外の専門的な知識も幅広く身につくことができました。
私が桐朋で学んで良かったと思うことは、少人数での授業カリキュラムのため個々の演奏機会や発言を与えられる機会が多かったこと、そして、主科の実技レッスンを毎週受講でき、試験や演奏会のオーデイョン等でその成果を聴いてもらう機会があったことです。先生と生徒で明確な目標を定めてレッスンに取り組むことで、実技はもちろん精神面でも自分自身の向上を感じました。また授業外でも先生方に、熱心に、丁寧にお話していただいていたので、実技以外の専門的な知識も幅広く身につくことができました。
ショパン音楽大学在学
小林未佳 音楽専攻45期(ピアノ)
日本楽器やギターとの合奏、演劇専攻とのコラボレーションなど、他の音大ではできない、たくさんのことを経験できる音楽専攻ですが、特に思い出に残っているのは海外研修です。私の参加した年は、ポーランド、ワルシャワのショパン音楽大学での1週間の集中レッスンとコンサートを中心として、ロシア、エストニア、フィンランドでも観光だけでなく、コンサート企画もあり、充実した2週間でした。この海外研修が縁で、卒業後にショパン音楽大学に留学することになりました。レッスンとコンサートが中心の生活を送っていますが、コンクールにも挑戦し、イタリアのバルレッタで開催された「第22回ヤングミュージシャン・バルレッタ国際コンクール」G部門で第1位をいただきました。
日本楽器やギターとの合奏、演劇専攻とのコラボレーションなど、他の音大ではできない、たくさんのことを経験できる音楽専攻ですが、特に思い出に残っているのは海外研修です。私の参加した年は、ポーランド、ワルシャワのショパン音楽大学での1週間の集中レッスンとコンサートを中心として、ロシア、エストニア、フィンランドでも観光だけでなく、コンサート企画もあり、充実した2週間でした。この海外研修が縁で、卒業後にショパン音楽大学に留学することになりました。レッスンとコンサートが中心の生活を送っていますが、コンクールにも挑戦し、イタリアのバルレッタで開催された「第22回ヤングミュージシャン・バルレッタ国際コンクール」G部門で第1位をいただきました。
ドイツ国立ワイマール音楽大学在学
木内悠貴 音楽専攻45期(フルート)
尊敬するフルート奏者のもとで学びたいということと、副科実技でピアノ以外の他楽器を学べることに魅力に感じて、桐朋を志望。入学後は丁寧な実技レッスンで、表現力が格段に上がりました。また、図書館には楽譜や資料が豊富にあり、授業の空き時間にオペラや貴重な録音などを視聴できたことは、知識を広げるよい機会になりました。大学で参加した海外研修をきっかけに、卒業後はドイツへ留学。今は、フルート専攻の必修で勉強しているピッコロに夢中になっています。今後は、ピッコロ専門の演奏家として経験を積んでいきたいと考えています。
尊敬するフルート奏者のもとで学びたいということと、副科実技でピアノ以外の他楽器を学べることに魅力に感じて、桐朋を志望。入学後は丁寧な実技レッスンで、表現力が格段に上がりました。また、図書館には楽譜や資料が豊富にあり、授業の空き時間にオペラや貴重な録音などを視聴できたことは、知識を広げるよい機会になりました。大学で参加した海外研修をきっかけに、卒業後はドイツへ留学。今は、フルート専攻の必修で勉強しているピッコロに夢中になっています。今後は、ピッコロ専門の演奏家として経験を積んでいきたいと考えています。
学校法人麻布学園 芸術科(音楽)教諭
市原敦 音楽専攻46期(ピアノ)
東京大学文学部(美学芸術学専修)を卒業後、外資系メーカーでの勤務を経て、桐朋学園芸術短期大学芸術科音楽専攻(ピアノ専修)を2011年3月卒業。ピアノを武内俊之、真下良子の両氏に、室内楽を荻野千里、野口千代光、石橋雅一の各氏に、声楽を三塚至氏に師事。
桐朋では、何よりも指導陣の先生方の素晴らしさに感謝しています。主科実技はもちろん、アンサンブルの授業等で関わったすべての教授や講師の方が、音楽への熱い想いと冷静な分析力で、常に真摯に音楽と向き合う姿勢と時間を共有してくださいました。アウトリーチ・定期演奏会・卒業演奏会等、すべてが楽しくも成長の思い出です。音楽を通じて、自らの技術だけでなく内面をも成長させていく大切さを胸に刻んで、いまも日々音楽と向き合い続けています。
東京大学文学部(美学芸術学専修)を卒業後、外資系メーカーでの勤務を経て、桐朋学園芸術短期大学芸術科音楽専攻(ピアノ専修)を2011年3月卒業。ピアノを武内俊之、真下良子の両氏に、室内楽を荻野千里、野口千代光、石橋雅一の各氏に、声楽を三塚至氏に師事。
桐朋では、何よりも指導陣の先生方の素晴らしさに感謝しています。主科実技はもちろん、アンサンブルの授業等で関わったすべての教授や講師の方が、音楽への熱い想いと冷静な分析力で、常に真摯に音楽と向き合う姿勢と時間を共有してくださいました。アウトリーチ・定期演奏会・卒業演奏会等、すべてが楽しくも成長の思い出です。音楽を通じて、自らの技術だけでなく内面をも成長させていく大切さを胸に刻んで、いまも日々音楽と向き合い続けています。
桐朋学園大学音楽学部編入
渡部寿珠 音楽専攻46期(フルート)
音楽家になる上で大切なことは「努力と出会いと経験」だと思っています。短大で出会った切磋琢磨し合う仲間やさまざまな音楽に加えて、学内演奏会や定期演奏会などの豊富な演奏機会と先生方の丁寧なご指導は私の音楽活動の支えになりました。二年次に参加した海外研修や公開レッスンでは、国内外で活躍する素晴らしい演奏家の音色に直に触れた経験から、より大きな舞台へ進みたいと考えて大学への進学を決めました。短大で過ごす二年間は、大きく世界を広げてくれるはずです。
音楽家になる上で大切なことは「努力と出会いと経験」だと思っています。短大で出会った切磋琢磨し合う仲間やさまざまな音楽に加えて、学内演奏会や定期演奏会などの豊富な演奏機会と先生方の丁寧なご指導は私の音楽活動の支えになりました。二年次に参加した海外研修や公開レッスンでは、国内外で活躍する素晴らしい演奏家の音色に直に触れた経験から、より大きな舞台へ進みたいと考えて大学への進学を決めました。短大で過ごす二年間は、大きく世界を広げてくれるはずです。
東京藝術大学音楽学部入学
市川孝観 音楽専攻47期(箏)
桐朋入学時、私はソルフェージュ力が乏しく、お箏の練習量も大変不足していたように思います。しかし桐朋では、素晴らしい先生方による充実したレッスンや、演奏の場が多いことなど少人数制がゆえに密度の濃い2年間が過ごせました。そんな学校生活を送る中で演奏に対して自信がつき、お箏の基礎となる古典を勉強したいと思い、東京藝術大学音楽学部邦楽科の受験に挑戦し、合格することができました。希望していた進学先に進めたのは、実技だけでなく筆記試験や精神面までも心配して下さった先生方、先輩方、友人たちの存在があったからだと思います。
桐朋入学時、私はソルフェージュ力が乏しく、お箏の練習量も大変不足していたように思います。しかし桐朋では、素晴らしい先生方による充実したレッスンや、演奏の場が多いことなど少人数制がゆえに密度の濃い2年間が過ごせました。そんな学校生活を送る中で演奏に対して自信がつき、お箏の基礎となる古典を勉強したいと思い、東京藝術大学音楽学部邦楽科の受験に挑戦し、合格することができました。希望していた進学先に進めたのは、実技だけでなく筆記試験や精神面までも心配して下さった先生方、先輩方、友人たちの存在があったからだと思います。