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専攻紹介

海外からの招聘教授


海外からの招聘教授をご紹介します。

ジョルジュ・ナードル教授

ピアノ/リスト音楽院 教授

私と桐朋学園芸術短期大学とは、ここ数年に渡りとてもよい関係を築かせていただいております。年に一度、公開レッスンに伺っていますが、毎回、学生の皆さんの質の高い演奏を聴かせていただけること、またレッスン中には私のアドバイスに真摯に耳を傾け、短い時間の中で演奏を変化させていく姿を、大変嬉しく思っています。そして学生の皆さんや先生方の明るく、心地よい雰囲気の中でレッスンが出来ることを感謝しております。また、短大の授業の一環として行われている海外研修旅行で、数年に一度、ハンガリー・ブダペストのリスト音楽院でも皆さんとお会いしています。
美しいブダペストの街で、音楽の歴史に触れながら行うレッスンから、さまざまなことを吸収していただけると思います。昨年、リスト音楽院は改修工事が終了し、新たに生まれ変わりました。次回の研修旅行はこの美しい音楽院で皆さんをお待ちしております。

ヤコブ・ロイシュナー教授

ピアノ/ケルン音楽大学 教授、デトモルト音楽大学 教授

ここ数年は毎年のように、海外研修旅行や私が来日する時にレッスンをさせていただいています。同じ学生を定期的にレッスンすることができ、その成長を見ていくことができるのは何より嬉しいことです。また、教授陣との交流も深まり、ポロニアホールでの素敵な演奏会を持たせていただくこともでき、ありがたく思っています。私は、東京やドイツでの研修旅行などでの学生たちとの出会いを大切にしています。桐朋学園芸術短期大学の教育内容は私にとって共感できるものであり、毎年呼んでいただけることを誇りに思っています。

ヴァンサン・リュカ教授

フルート/パリ管弦楽団 首席フルーティスト、パリ国立高等音楽院 アシスタント教授

私が定期的に招聘していただくようになって既に15年以上になります。この年月を通じて、今や真の関係を作り上げた貴学と共に仕事できることは、私にとって大変名誉なことです。桐朋短大の教育方針は教授陣の想いをそのまま表しています。真摯に勉強に取り組み、人間関係においても誠実さを大切にすること。私はこれからも、学生たちがステップアップできるように、私のすべての経験と精力を注いでいく所存です。東京郊外の落ち着いた雰囲気の仙川は、私の住んでいるパリ郊外の町リラに似ているので、私は仙川が大好きです。是非私たちの仲間になって一緒に勉強しましょう!!

クーベリック・トリオ(石川静氏/カレル・フィアラ氏/クヴィタ・ビリンスカ氏)

ヴァイオリン・チェロ・ピアノ/弦の国・チェコが世界に誇る名門トリオ

学校で音楽を勉強する利点、魅力について、私たちの体験と歩んできた道を振り返りながら、後進に伝授したいポイントを挙げてみます。21世紀に生きる私たちにとって、クラシック音楽とは、17世紀から現代に至る約300年もの“音楽史”を扱うことを意味しています。西洋史や伝統としての“音楽の流れ”を無視しては、到底対処できない複雑極まる内容です。わかりやすく言い換えると、骨董についての研究と等しく、日常生活の雑踏の中に、日々見いだせるものではなく、コツコツと時代の背景や人々の生活の変化を認識しながら、楽曲がかもし出す雰囲気を、作者が執筆した当時を想像しながら、スタイルを尊重した演奏へと仕上げていきます。それらの大事な作業を、学生時代にしっかりと習得することが、将来の音楽活動へと結びつくことを確信しています。
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